LinuCレベル1 ver.10 102試験対策 後半

2020年6月12日

管理業務

ユーザとグループの管理

ユーザーを追加するコマンド:useradd

-u UIDユーザID(UID)を指定
-g グループ名/GIDプライマリグループを指定
-G グループ名/GIDサブグループを指定
-c コメントコメントを指定
-d ディレクトリ名ホームディレクトリを指定
-s パスログインシェルを指定
-mホームディレクトリを作成
useraddのオプション

ユーザー追加次にホームディレクトリが生成される際に参照されるディレクトリ
/etc/skel/

ユーザを削除するコマンド:userdel

-r (–remove)ホームディレクトリも削除
-f (–force)ログイン中のユーザを削除
userdelのオプション
ユーザユーザ名
パスワードパスワード蘭
(/etc/shadowで管理)
UIDユーザに割り当てられているID
GIDユーザがプライマリグループとして所属しているグループのID
コメントユーザの本名などを記載できる
ホームディレクトリユーザのホームディレクトリ
ログインシェルユーザが利用するシェル
/etc/passwdファイルの内容

ジョブ管理

cronジョブを操作するコマンド:crontab

-ecronジョブの追加、編集
-lcronジョブの表示
-rcronジョブをすべて削除
crontabオプション

crontabにより編集した情報は、/var/spool/cron/ディレクトリにユーザ名がついた情報として保存される。

cronジョブが記録されているファイル・ディレクトリ

  • /var/spool/cron/ユーザ名
  • /etc/crontab
  • /etc/cron.d/ディレクトリ
ディレクトリ名実行するタイミング
/etc/cron.hourly/1時間に1回
/etc/cron.daily/1日に1回
/etc/cron.weekly/1週間に1回
/etc/cron.monthly/1月に1回
システムが参照するcronジョブ用ディレクトリ

指定したタイミングで1回だけジョブを実行するコマンド:at

-f ファイル指定したファイルの内容を実行
-latジョブの一覧表示
atqと同じ
-c ジョブ番号指定したatジョブの内容を表示
-r ジョブ番号atジョブの削除
atrmと同じ
atのオプション

cronとatのアクセス制御

  1. /etc/cron.allow, /etc/at.allowがある
    ファイル内に記述されたユーザのみ利用可能
  2. /etc/cron.deny, /etc/at.denyがある
    ファイル内に記述されていないユーザのみ利用可能
  3. どちらのファイルもない
    rootユーザのみ利用可能

文字コードを変換するコマンド:iconv

-f変換対象となる文字コードを指定(from
-t変換後の文字コードを指定(to
-l指定できる文字コードの一覧を表示
iconvのオプション

タイムゾーンの設定方法

  • TZ変数で設定
  • /etc/timezoneを編集
  • /usr/share/zoneinfo/以下のファイルを/etc/localtimeにコピー

設定できるタイムゾーンの値を表示するコマンド:tzselect

タイムゾーン設定を対話式で実行:tzconfig

重要なシステムサービス

メール転送エージェントの基本

MTA

  • sendmail
  • postfix
  • qmail
  • exim

メールボックスの内容を確認、もしくはメールを送信するコマンド:mail

メールの転送先を指定するファイル:/etc/aliases

メールのエイリアス設定を有効化するコマンド:newaliases

/etc/aliases.dbファイルに反映

メールキューの内容を表示するコマンド:mailq

オープンソースの概念とライセンス

LinuC レベル1Version 10.0 新出題範囲学習補助教材

オープンソースのライセンス

  • GNU General Public License(GPL)
  • GNU Affero General Public License(AGPL)
  • GNU Lesser General Public License(LGPL)
  • Mozilla Public License(MPL)
  • BSD 系のライセンス
  • パブリックドメイン

(1) GNU General Public License(GPL)

特徴「コピーレフト」。

GPL でライセンスされたソフトウェアを頒布する時には、ソースコードをつけて、再頒布をすること。

そのため、GPL ライセンスのソフ トウェアを受け取った人は必ずソースコードを入手できる。

(2) GNU Affero General Public License(AGPL)

GNU Affero General Public License(AGPL)は、GPL とほぼ同じライセンス。違 いは、AGPL でライセンスされたソフトウェアをサービスとして使う場合にも、利用者にソースコードを提供する必要があること。

https://linuc.org/

(3) GNU Lesser General Public License(LGPL)

主にライブラリ用に作成されたライセンス。

LGPL では、利用者自身の利用のための改変ならびにそのような改変をデバッグするためのリバースエンジニアリングを認めるという条件をつければ、LGPL でライセンスされたライブラリを使うソフトウェ アを独自のライセンスを設定できるようにしている。

こうすることで、LGPL でライ センスされたライブラリを商用プログラムでも利用できる。

(4) Mozilla Public License(MPL)

Mozilla Foundation によって作成されたライセンス。

MPL でライセンスされたソ フトウェアは、必ずソースコードをつけて再頒布しなければならないが、ソースコー ドの提供がない、他のライセンスが適用されるソフトウェアと組み合わせることが可能。

(5) BSD 系のライセンス

カリフォルニア大学が定めたライセンス。

「無保証」であることを明記することと、著作権およびライセンス条文自身を表示すれば再頒布することができるライセンスです。

GPL のようにソースコードもいっしょに 再頒布する必要はありません。

BSD 系のライセンスとしては、カリフォルニア大学が定めたライセンスのほかに、マサチューセッツ工科大学が定めたライセンス(MIT ライセンス)、Apache Software Foundation (ASF) によって作成された Apache License がある。

(6) パブリックドメイン

パブリックドメインは、著作権が発生していないか、失効した状態のことを言います。 パブリックドメインというライセンスがあるわけではありません。